鳥専門の獣医さんが言うことには①
かれこれ3件ほど車で30分圏内の動物病院を体験したので、それぞれの比較とその様子をば。
長いので分けます。
まず1件目。
その①犬猫専門病院だけど鳥も診れる先生との出会い。
たまをお迎えする時に、何かあったらどこに相談するのが良いが店員さんに聞いて教えてもらった病院です。
ホームページには犬猫の診察情報しかなく
本当に鳥も診てもらえるのか半信半疑でしたが、
電話で問い合わせると快く診察OKしてくれました。
先生は獣医としてベテランのおじいちゃん先生。
話好きで説明も分かりやすい。
稀に見かけるザ・理系の高圧的な先生とは真反対。
過去に養鶏場の管理を任された経験があり、
鳥の先生としても活躍していた方でした。
たまはその頃クシャミを頻発させていて、鼻水がでたり鼻が赤くなる症状がありました。
先生はたまを見るなり「鼻の赤いのがなければ、綺麗な鳥だね〜って言ってたところだよ」とにこにこ。
寄生虫や菌にやられてる可能性は低く、気温の変化による風邪を引いちゃったんだねとの結果でした。
また呼吸を診るために、聴診器をあてる先生が他の病院にはいるようですが、ここでは聴診器は使わず手でたまの頭を覆うようにして呼吸音をチェックしてました。
曰く、鳥の呼吸音を聴診器で拾うのは無理だと。
呼吸器に疾患がある鳥は、呼吸するたびにプチプチと音するのでプチプチ音とも呼ばれてるようですね。
「一度、聴診器をあててごらん」と
先生が貸してくれ、たまに当ててみると
『ドドドドドドドッ』とめちゃくちゃ早い心臓の音。
心臓の音が大きすぎて呼吸音なんか聞こえたもんじゃないんです。
なんだろう、早い滝の音みたいな。
説明なく音だけ聞いたら心臓の音とは思わないかもしれない。
それくらい鳥の鼓動は早かったです。
もし今後、どこかの獣医さんがうちの子に聴診器をあてて「うん、呼吸は大丈夫ですね〜」なんて言われようものなら「何を聞いとんのや!」ってブチ切れますね。笑
まあ中には、飼い主を安心させるためにワザとやる先生もいるようですが。。
良い先生と1件目から出会えて最高でしたが、
先生は鳥に明るくても何せ今は犬猫専門。
鳥専用の器具は置いておらず、手術が必要だったりするときには紹介状を書いてもらうことになります。
健康診断も目視チェックまでで
検査系はやってもらえず…
ということで別の機会には2件目の動物病院へ。
ちょっと相談したりセカンドオピニオンとして
信頼できる先生だと思います。